グレート・アロハ・ラン2016
今回のハワイ旅行の一番のイベントはグレート・アロハ・ランに参加すること。
2月にリフレッシュ休暇をとってどこか暖かいところへ行こう、とぼんやり考えていた際、なにか面白そうなイベントないかなーと調べたら出てきたのがこのチャリティーイベント。
ハワイといえばホノルルマラソン。楽しいけど、エントリー料も高いし旅費も高くなります。半分近くの参加者が日本人ですしねー。
こちらのグレート・アロハ・ランはほとんどの参加者がロコ。エントリー料も安い!
また雰囲気違って楽しいかも〜、距離も13キロなので故障しててもいけるわ!と、これに合わせて日程を決めました。
旅行の手配をしてからスポナビハワイさんのサイトで申込みをしましたが、開催前日でもエントリーはできます。当日早朝でも!(笑)
今時の日本のマラソンは先着順だったり抽選だったり、0次関門がまずエントリーすることだったりしますが、当日ふらっと行っても走れるという懐の深さ、ステキです。
ちなみにこちらがナンバーカードと計測チップ。
赤い帯状のテープを靴紐の間に通して端のシールになってるところをペタっと貼り付けて終了。
これ、いい!
心配なら穴に紐を通してもよし。
簡単だし軽いし返却不要だし、日本のマラソンでも採用すればいいのに!
ロコも旅行者もこのバスでスタート地点まで行きます。
私の泊まったホテル、シェラトンから少し離れていて、暗いうちに一人で歩くのはちょっと怖いなーと思っていたら、ジョギングスタイルでナンバーカードをつけた地元のおじさんが通りかかり、こっちだよーと誘導してくれました。
しかも暗いうちに公園は行かないほうがいいと言われていたから迂回しようと思っていたのに、近道の公園を突っ切って進んでいく(笑)
そこは地元のおじさんだから安心です。
途中、ここ行くと近道だから、とホテルのロビー入って通路を抜けたりして、ここは美術品が飾ってあって定期的に入れ替わるんだよ、なんて、通な案内までしてくれて。
ホノルルマラソンは4回走ったけどもう歳だからねえ、なんて話もしてくれました。
わかる範囲の英語でコミュニケーションして、楽しかったな。
さて、バスで約30分ほどでアロハタワーに到着。
わかりづらいけどアロハタワー(笑)。
5:30頃なので真っ暗ですが、参加者は徐々に増えてきます。
ダウンタウンのスタバの周りでコーヒーを飲みながらスタート時間を待つロコ達。
なんだか余裕があって楽しそうです。
真似して、というわけでもないけど、眠気覚ましに私もスタバでコーヒー。
6時過ぎにはスタート地点へ。
早い人は前の方に、遅い人、歩く人は後ろの方へ並ぶようにくらいのアドバイスはありますが、タイム順にスタート場所が決まってるわけではないので適当なところでスタンバイ。
少し明るくなってくる6:30頃、アメリカの軍隊の人たちの隊列がやってきます。
その数たるや、ものすごい。
ハワイ中の軍隊が全部集まったんじゃないかと思うくらい。
列が全然途切れません。なんでも5000人くらいとか?
この人たちもみんな走るんです。
これがこのグレート・アロハ・ランの一つの見どころとなっているようで、軍隊が登場すると、ロコ達が盛り上がります。
アメリカで軍隊といえば英雄なんだなぁ。
この盛り上がりを見るのも楽しめます。
スタートの7時近くなるとすっかり明るくなり、アメリカ国歌の斉唱、続いてハワイ州歌?斉唱。
こーゆーとこはアメリカのスポーツイベントだなぁーっと実感。
そしてカウントダウンでいよいよスタート!
整列していた軍隊の人たちも走り出し、掛け声の歌?っていうのか、アメリカ映画で見たことのある掛け声をかけながら走って行きます。
生ミリタリーケイデンス!
だいぶ時間かかってやっとスタートライン。
消防士の格好で暑くないのか⁈
もちろんマイル表示です。
和太鼓の応援もあり。
米軍全面協力?!アーミーの給水車。
ハイウェイ〜って感じで。
アロハスタジアムが見えてきました!
ゴール!
めちゃくちゃでかいスタジアム!
いろんな物を渡されます。
てっきり野球場かと思っていたらアメフトの球場でした^^;
でかいはずだ。
スポナビハワイから申し込むとピザパーティーに参加できます。
パーティーと言ってもピザ一切れとアイス一個ですが。
帰りは地元のスクールバスでワイキキまで送ってくれます。祝日なので学校お休みだし。
ハワイ中のスクールバスが集まってるんじゃないかってほどの台数。
アメリカのスクールバスに乗れる機会なんてなかなかないよねー!
とても2万人以上の人が参加してるとは思えないほどスムーズで、道もスタジアムも広いせいか大混雑には感じません。
おおらかな雰囲気がいい感じ。
海外のスポーツイベントをお手軽に楽しみたいならこれはオススメ!
また2月にハワイに来る予定があれば参加したいなー。
夕方、フィニッシャーズTシャツを着てワイキキのレストランで食事をしていると、後ろの席に座っていたおばあさんが、わざわざ席を立ってこちらに来て、congratulations!と声をかけてくれました。
他でもちょこちょこ声をかけてもらい、happyな一日は続きました。