都美術館 若冲展
最高320分待ちも出たという若冲展、何度か上野公園に足を運んでチェックはしていたのですが、この日曜日、午後4時頃に見たら90分待ちになっていたので並びました!
実際はちょうど60分で入室できました!
給水所は出てるわ、冷たいおしぼりサービスはあるわ、日傘の無料貸し出しは回ってくるわのお祭りさわぎ。
炎天下、何時間も並んでたら死者も出るんじゃないかと心配になります。
若冲展開催前に、釈迦三尊像と動植綵絵に関するセミナーを受けまして、講師の先生に、今回の展示は一緒に観られる滅多にない機会。会期も短いので早めに行った方がいい、と言われていたのに、結構ギリギリになっちゃいました。
会期の前半に行っとくべきでしたが、まあ、しょうがない。
60分の行列で観れたのはラッキーな方です。
http://jakuchu2016.jp
思ったより大きい!展示方法も素晴らしい!
大混雑ですがここは時間をたっぷりかけて一枚一枚観ていきます。
釈迦三尊像は元絵よりちょっぴりモダンな気がします。
ダイナミックな構図に細かな描写、鮮やかな色彩。
最近着色したのではないかと思えるくらいの絵の具のみずみずしさ。
保存状態の良さに驚きます。
並んでまで見る価値あるわ、これ。
やや放心状態になりながら、二階のプライスコレクションへ。
有名な鳥獣花木図屏風の前はやはり大混雑。
これが300年近く前に描かれた絵?!
今見ても斬新な手法に江戸時代の人もびっくりしたでしょうね!!
生きる喜びに溢れているような気がしました。
他の展示物も京都のいろいろなお寺から襖や屏風を持ってきてたりして、なかなかこれを一度で観られる機会はないかもしれません。
やっぱり来てよかった!!
難しいとは思いますが、できたらもう少し長い期間開催して欲しかったな。
炎天下で4時間、5時間並ぶようではお年寄りには厳しいだろうなと。
日本人なら見とくべき!な素晴らしい展覧会でした。